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登山、ハイキング、アクティブスポット情報



Mt. Islip/Crystal Lake
2515m


 投稿者  N 山藤     
 日程  2008年5月16日-18日
 行程 登山口駐車場10:00am発→1時間20分→
Windys Gapより手前Mt. Islipキャンプ場→1時間→
Mt. Islip頂上-2515m→30分→Little Jimmy Campキャンプ場→30分→
Windy Gap→1時間30分→Clystal Lake キャンプ場4pm着
一泊
2日目
Crystal Lake キャンプ場11:30発→3時間→
駐車場2:30pm着       
 天候 晴れ

コメント・感想
  
ロサンゼルス郊外にあるSan Gabriel Mountainsに行ってきました。
今回は2泊3日のバックカントリーキャンプを決行!
総歩行距離は2日で30.3kmとなりました。
週末は記録的な暑さで日中37℃と激暑。少し避暑地に行くような気分だったのが馬鹿みたいです。

1日目は夕方着でBuckhorn Campに泊まる。
明日に備えるため早めに寝なくてはならないのに焚き火を楽しみ結局3時にテントへ。
テントに入っても眠れず寝たのは5時半頃、、、。昼、休み過ぎた。

2日目、朝7時半起床で出発。山を越えた場所にあるClystal Lakeを目指した。
Clystal Lakeは2003年の大規模な山火事により閉鎖中ですが、歩いてなら行けるんで今回はMt.Islip(8250ft)を越えてたどり着く北から南へ行くルートを取りました。
照りつける日差しの中10kg以上の重さのバックパックを背負い、出発開始からすぐさま急斜面を登り一路針葉樹林帯へ。
すがすがしい香りの中第一の目的地であるLittle Jimmy Campに到着。そこからいざMt.Islipの頂へ向けて出発。
しばらく登ると高山らしい景色へと変化。当然標高が上がれば生き物の住む環境は苛酷になるんだが、そんな中植物達は生命力に溢れる力強さと美しさを放っていた。
植物や景色に惹かれ気負いも無くずんずん登り午後1時半頃Mt.Islipの頂に到着。
標高は約2500m。そこは360°パノラマビュー!
頂上の狭い範囲はとても神聖な場所で、それまで見なかったアゲハチョウがたくさん飛んでいた。
Little Jimmyに仲間を待たせてあったので半時ほどその場を堪能して下へ帰った。
合流し再度出発。その付近にある泉へ立ち寄り心底リフレッシュ。
水も補給し一路Windy Gapへ向かう。
この場所は山の尾根と尾根がぶつかる場所で向こう側に向かうための中間地点のような場所だ。
そこも標高が高めなんで無機質ながら気高い山の一面を垣間見ることが出来た。その名の通り風が強い。
そして山の向こう側に広がるClystal Lakeがある高原へ向かい一時下山を開始。
Clystal Lake側はまた景色がまったく違う。当たり前なんだが植物しいては山全体が地球の一定のリズムに合わせ存在しているため、その環境に合わせた景色へと変化していく。
今度は(この場合南側)大規模な山火事の爪あとを残す反対側の斜面をスイッチバックを繰り返し降りてゆく。
当然良い景色。変わった植物がいっぱい。
いく時かしてキャンプ場付近の高原へ降り立つ。
そして以前遊びに来たことのある懐かしいClystal Lakeに到着。
その時はもうぐったり。疲れすぎて何も楽しむ余裕が無くなっていた。鹿に遭遇。
そしてこの夜泊まるキャンプサイトへ。
この付近は普通に熊が生息する区域なので細心の注意を払い食料、寝床路、安全を確保せねばならなかった。
夕食をとり、11時頃に就寝。

3日目、6時頃起床。
各々出発の準備を進めているとある異常に遭遇。
なんと木に吊るしておいたバックパックらが何者かの手により荒らされている!
犯人はリス達。
食料や匂いを発するものはまた別で違う離れた場所に吊るしておいたんだけど、バックパックについていた美味しい匂いのある場所をピンポイントで荒らされている。しかも起用にチャックを開けて。
友達のバックパックはやぶられてしまっていた。
甘かったな〜、と反省して食料を集めた場所に不安がてら向かう。
食料は無事だった。
朝食をとり、小川の水を飲み水に変え、準備万端で出発。昨日通った道を帰る。
途中キャンプ場を少しはなれた森を近道で突っ切っていると、突然熊の気配を感じる場所に入っていた。 
初めは足跡、そしてその付近に新しい糞。やばいので警戒を増し声をいっそう出し歩く。
一時休憩していると、そこの目の前になにやらおかしな住居らしきものがある。
焼けた針葉樹の巨大な皮で出来た入り口つきのおかしな建物だ。
写真を撮って来なかったのが残念なんだけど、見た目は巨大な木の切り株に扉無しの入り口を作り中に居住スペースがあるような、なんだか童話の世界みたいでかわいかった。
なんとか遭遇せず、森を突っ切ることに成功。
再び山を登り、昨日来た道を帰った。
昼過ぎ2時ごろ出発地点に到着。近くのレストランで食事を取りLAに帰ってきた。
日曜日だったが家まで1時間で帰ってこれたのには驚きだ。

来月はこれよりさらに高い山を登りに行く予定です


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